カントン包茎と同時治療がおすすめの早漏治療とは

カントン包茎は早漏の傾向がある

カントン包茎は平常時は皮をむけることが出来るものの、勃起時にはムリに露出させないと亀頭を表面にだすことは困難です。
亀頭が締め付けられた勃起時の状態のままになると、血流不足になり緊急手術の適応になるリスクがあります。
ところがカントン包茎を放置することのリスクはこれにとどまるものではなく、色々な不具合に悩まされることがあります。
とりわけカントン包茎と密接な関係があるとみられているのが、早漏です。
早漏とは挿入後すぐか挿入前の段階で自己の意思に関係なく射精してしまうというもの。
カントン包茎は亀頭が露出することがほとんどないので、幼少時から非常に敏感な状況のまま推移しています。
亀頭表面の粘膜が上皮化されていないので、僅かな刺激でも射精に至る可能性が高いといえます。
加えて包皮口がせまいため、膣への挿入時に亀頭やペニスがリングで全周囲に摩擦が加えられるので射精が早くなる傾向があるわけです。

カントン包茎と早漏の同時治療とは

カントン包茎の治療は余計な包皮を除去し、せまい包皮口を解除することがメインとなります。
これに対して早漏にはいくつかの治療のアプローチがあります。
早漏改善薬であるプリジーを服用する方法は、有効成分タボキセチンの作用で射精までの時間を長くするというものです。
薬物注入法は麻酔薬を亀頭部分に注射し、性感を感じる表皮と射精をコントロールする深部神経の伝達を鈍くし射精までの時間の延長を図ろうというものです。
もっともカントン包茎に合併する早漏は、亀頭の刺激に対する耐性の低さに主な原因があります。
そこでカントン包茎を治療することで早漏を同時治療することが可能になっています。

カントン包茎の手術では、性行為時に刺激を受ける包皮が切除され、平常時でも亀頭が露出します。
亀頭が常に出ていることで粘膜が上皮化されて、刺激への耐性が付与されるので射精に至る時間を長く出来る効果を期待できるのが大きなメリットです。

まとめ

カントン包茎と早漏は合併することは珍しくありません。
なぜならカントン包茎では、意識的に皮を剥くようなことをしない限り、亀頭は常に露出していないので性的刺激に非常に敏感なまま推移しているからです。
このような敏感な亀頭の状況も、カントン包茎の手術をうけることで同時治療することがかないます。
手術後は常に亀頭が外部に出ている状況になるので、上皮化が促進され性行為の刺激への耐性を大きく改善することができるからです。